2018/04/01 ブログのテーマをcocoonに変更しました。

『シャイニング』: ぜんぶ雪のせいだね。

 

雪やこんこ 霰やこんこ♪
という感じで、寒いですね。

こんにちは、お元気ですか? 僕は風邪をひきました。
僕の星座は馬で、干支は鹿の筈なのに……。んー、不思議だ。

 

 

無駄話はこの辺りにして、今回はこちら。
『シャイニング』です。有名なホラー小説ですね。

 

それでは、どうぞ。

 

 

今日の一冊

さてさて改めて、今日はこちら。

『シャイニング』
著者:スティーヴン キング 出版社:文藝春秋

 

前回に『IT』を観てきました~、なんて書いたので、そこからのキング繋がりです。

どうしてピエロが怖いのかな
こんにちは。 世の中は、クリスマスカラーで染まっていますか? お正月の匂いで溢れていますか? ハロウィンの足音が未だに響いていますか? 僕は、コタツで丸くなっています。 イベントなんかより、コタツが好き!

感想

冬の間は雪に覆われてしまうため閉鎖されるオーバールックホテルの管理人として、そこに住むようになる家族が主役のお話。しかしながら、この舞台にもなっているホテル自体も主役なんだろうなと思います。
この小説が「お化け屋敷もの」なんて呼ぶ人もいるほど、この舞台が大切な要素になっているのでしょう。
徐々にホテル全体が亡霊に乗っ取られ超常現象が頻発していく中、精神的にも肉体的にも追い詰められていく様子が描かれています。最初は気のせいなのか? と思うような現象から徐々に、理屈では説明できないような現象や存在を認めざるを得ない状況に発展していく……。

動くエレベーターに、突然現れる死体。
深夜零時に開催されるパーティ。
少しずつ増えていく音。声。人。
――レドラム。

このホテルに隠された過去とは。生きて帰ることが出来るのか。

 

正直、ここだけ切り取って書かれるとホラーだなって思いますね。僕も、最初から最後までホラー特有の陰惨な展開が続くものだと思い込んで読み始めました……。

 

 

この『シャイニング』という小説は、ホラーというジャンルに分けられているので読む人を選んでしまうと思います。やっぱり、怖いのかなという印象が一番ですね。でも実際に読んでみると、その印象がガラッと変わります。確かにホラー演出もあるが主なテーマが『家族』であり、家族愛を描きたかったんだなと感じ取れます。

家族愛。親としての葛藤。悩み。
その描写が凄く丁寧。

本編全てを通して、人と人との分かり合えないどうしようもない関係性の歪み、すれ違いが存在し、ホラーとしての非現実的な怖さ、気持ち悪さ、理不尽さに加え、現実的な怖さ、悲しさ、そしてどこからともなく漂う後悔の薫り。
主人公たち一家が、このホテルの管理人としてここに住むまでの背景や、一人ひとりの心理状態をしっかりと築き上げているからこそ映える演出が多く、ただのホラーで終わらないところが凄いなと思います。

 

この作品は二回も映像化されていますが、一つがキューブリックによる映画化。
そしてもう一つが、キング自身によるドラマ化。

 

家族愛なんかよりもホラー演出だけを楽しみたい、ただただ怖がりたいという方はキューブリック版をおすすめします。
一方で、本を読むのは辛いけれど『シャイニング』が気になるなっていう方はキング版を手に取ってみてくださいね。

 

 

今回はこんな感じで終わりですかね。

雪に閉ざされて逃げられない怖さなのか、得体の知れない超常現象が怖いのか。

個人的には自分自身や身近な人が信じられないのが怖いなと思いました。人間怖い。
まあ、なかなかスッキリとする結末ではあると思います。派手な結末に、静かなエピローグと言った感じ。

 

それではまた次回。

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スドー

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読書と料理が趣味、ゲームが生き甲斐の村人S。

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