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8/29 北朝鮮の弾道ミサイルによるJアラートについて

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社会や政治のことに関してはほとんど無知の僕が、比較的自由に、浅い知識で考察してみようと思います。批判が上がる気もしますが……。

昨日、8/29の明朝6:03頃。北海道・東北地方を始めとする多くの道県にJアラートが鳴り響きました。

Jアラート(全国瞬時警報システム)とは……

対処に時間的余裕がない大規模な自然災害弾道ミサイル攻撃等についての情報を、「国から住民まで直接瞬時に」伝達することができるという点がJ-ALERTの最大の特長である。

全国瞬時警報システム - Wikipedia

放送では、国の最大級の有事である際に用いられる、『国民保護サイレン』により、住民に伝達しているようですね。

おそらく、あの不安を募らせるような警報音で目を覚ました方、数多くおられるのではないでしょうか?

結果、北朝鮮の弾道ミサイルは、北海道沖およそ1200kmの海上に着弾したとのこと。

今回のJアラートに批判的な声は多く、「本土に着弾してないのに鳴らすな。不安を広げただけだ。」「実際に被害が無いと、サイレンに対する危機意識が低くなる。」と言った意見がTwitterを中心に広がりました。

これに対し、「領空を通過した時点で大きな問題だ。鳴らして問題は無い。」「次への対策にはなるだろう。」と言った声も上がった模様です。

多くの有識者・一般の方がそれぞれの考えを提示していたように感じました。

実際にJアラートが鳴った際、それを利用してすぐに安全なところに避難することが不可能に近いことは、大きな事実でしょう。

今回のミサイルに関しての時間状況は……

0558 北朝鮮ミサイル発射
0603 Jアラート
0606 北海道上空通過
0612 襟裳岬1180kmに落下

北朝鮮ミサイル日本通過 Jアラートはまずまずでは

いかがでしょうか。発射からJアラートまでの時間は5分。これはかなり早い方なんだそうです。しかし、もしもそのまま領土内への着弾があった場合、Jアラートからわずか3分後、という計算になりますね。

3分……。全力で走って1km。車でも3km程度でしょうか。やはり移動で逃れることは不可能と言っても過言ではないでしょう。

そのため推奨されているのは、丈夫な建物に入り、窓から離れた位置で、姿勢を低くすること。せめて付近に着弾した際に、爆風での被害を抑えるためのものでしょう。

さて、これらの点を踏まえて、皆さんはどうお考えになるでしょうか?

鳴らして正解か・鳴らさないでいるべきだったか・そもそも必要かどうか……などなど。

少しだけでいいです。考えてみてください。


ここからは僕の憶測ではありますが、おそらく、もし今回Jアラートを発動していなかったら、政府への信頼の低下は著しいものになったでしょう。実際にミサイルは領空を通過したわけですから。

「今日の朝、北朝鮮のミサイルが北海道上を通過。沖合およそ1200kmに着弾しました。」

こんな重大情報を後出しで出されたら、それこそ恐怖は計り知れないものになるのではないでしょうか。

確かに今回に関しては、結果的に避難は不要で、Jアラートは空振りに終わったと感じられるでしょう。また、サイレンを聞いた住民の方々が、どれほどの不安感を持たれたかは僕にはわかりません。

しかし今回、大規模にJアラートが取り上げられたことにより、少なからず国民全体の危機意識と、北朝鮮情勢に対する意識は、高まったと言ってもいいのではないでしょうか。

ただし、警報に対する恐怖心は、軽視してはいけないものでもあります。

2013/8/8 近畿地方で緊急地震速報の誤報があったことを覚えていますでしょうか?

8日夕の緊急地震速報は「過大だった」と気象庁が謝罪。海底地震計で観測したノイズを地震の揺れと誤って計算したことが原因だった。

近畿のみならず、広範囲の住民に向け緊急地震速報が出されたが、実際は地震計の不具合によって出された誤報であった、というものですね。

当時、自分の兄が近畿地方で一人暮らしをしていました。不安になりすぐに連絡をした覚えがあります。

特にあの頃はまだ、東日本大震災の記憶が鮮明に残っている頃でした。とても怖かった……。

そして今回、警報の恐怖というものを再認識したような気がします。


「警報は容易に使うもんじゃない。」という多くの意見は、やはり国民の心の平穏を配慮した言葉でしょう。

こちらの意見も、もちろん痛いほどわかります。なので、どちらが正しいというのは、一概には言えないのです。意見を述べる者としては悪いことではありますが……。

しかし、正解がないとかは関係なく、社会問題に考えを巡らせることは、とても大事だと思っています。

今回、Jアラートの賛否両論が飛び交いました。それを聞いて皆さんがどう考え、どのように感じたのか。それを心に留めておいてください。少しばかり、心に余裕ができるのではないのかなと。

もちろん今後、ミサイルが飛ばされない、国民保護サイレンを聞かない世界が理想ですよね。しかし今の不安定な世界情勢で、それはなかなか達成が難しいものでもあると思います。

それでも、攻撃や争いが起こらない世界を願っていたいと思います。

見当違いの意見でしたら、本当に申し訳ございません。

自分が世界情勢に目を向けるきっかけになれば、と思いつつ、今日の記事を終わらせていただきます。

最後まで、ありがとうございました。

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オサダ

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コメント

  1. うし君(M本) より:

    僕も今回の一件に関しては様々思う所がありました…
    徒らにパニックを起こしたり、狼少年となる危険性も孕んではいますが、今回の場合は致し方無いかなと考えてます。
    地域によっては正常に機能しなかったという問題も浮き彫りになりましたし、今後はしっかり運用出来るようにして欲しいですね。
    仰る通り、本当は使われないのが最善ですが…

    また、他のメンバーの方もそうですが、それぞれの意見をそれぞれがしっかり持っていてそれをブログという形に出来る事、素晴らしいと思います。
    これからも陰ながら(?)応援してますm(_ _)m

    長文失礼しました。

    • オサダ より:

      コメントへの返事、遅くなりまして申し訳ございません。

      日が経って既に大半の人の記憶から消えてしまっていることが一番恐ろしく感じてしまいますが、良くも悪くも、あの時のJアラートによる人々の影響は大きなものでしたね。

      記事と共に考えを巡らせて頂いて、大変嬉しく思います!!
      今後とも、拙い意見にはなりますが、4人の意見を楽しんで頂けたらと思います。これからもよろしくお願い致します。