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手紙

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皆さんは手紙を書きますか?

実は、私は手紙をあまり書きません。……というのも、私は字が汚く、絵も下手で、手紙では思いをうまく伝えられないと思っている節があるからです。

私と同じような理由で手紙を書いていない人は少ないかもしれません。しかし、SNSが発達したこの世の中で、定期的に手紙を書いている人は少ないように思われます。

今回は、消えゆく手紙文化の尊さについて少し話させてください。


私は、ときどき人にもらった手紙を読み返すのです。

中学生の時にたくさんもらった小さなメモ、進学の時に祖父母がくれる便箋、年賀状やクリスマスカードなどのハガキ、サークルのイベントでもらう手紙……などなど、数えきれないほどの手紙をいつも引き出しのなかで大切に保管しています。

このブログを書いていたら懐かしい気持ちになり、思わず手紙を掘り返してしまいました(笑)

もらったときは何も思わなかった手紙を1年3年、5年10年経ってから読み返してみると、新しい発見があったり、当時の自分には理解できなかった何かがわかったりします。

読み返しながら、その当時の人とのやりとりや関係を振り返り、今は決して味わうことのできないあの時の大切な思い出に触れることができるのです。


「チュッパチャプスありがとう!これからもディズニー好きでいてね」

どうやら、バレンタインにもらったチロルチョコのお返しにあげたチュッパチャップスのお礼の手紙のようです。その当時の記憶が蘇ります。

「ディズニー、今も好きだよ」と、当時の手紙の送り主に話しかけそうになることも……

この手紙は、スマートフォンの画面の半分くらいのサイズの、ただのメモ用紙です。しかし、その手紙の中には話しだしたら止まらなくなるほどたくさんの思い出が詰まっています

河川敷で遊んでいたみんなでチョコレートを交換して、日が暮れるまで遊んでから家に帰って、毎日のように親に怒られていたことを私は思い出すのでした。


私の思い出話はまた別の機会で話させていただくとして……

手紙を読み返して思い出に浸る。一見、無駄な行為のように思えるかもしれません。「未来」に向かって「今」に生きる人にとって「過去」は必要なものなのでしょうか?

私は、必要だと思っています。過去の積み重ねが今であり、今の積み重ねが未来につながるからです。「人間は忘れる生き物である」と、誰かが言っていましたが、まさにその通りで、人は積み重ねてきた過去を忘れ、期待と不安が詰まった未来を急いで、今を見失ってしまうのです。

一歩立ち止まって振り返る。今を生きる人間にとって最も重要な行為のひとつのように思います。


さて、今回の記事は消えゆく手紙文化の尊さについてですが、皆さんはSNSのメッセージを読み返しますか?

おそらく多くの人は読み返しません。Twitterなどは今を共有するツールだからです。

「タイムラインが流れる」という表現からわかるように、SNSは時間が経てば流れ去っていくものなのです。

「手紙」は、過去を振り返り、それを糧に未来を描き、今に生きるために有効なツールになると私は考えています。

言い換えれば、手紙は時を越えて人の心を動かすということです。


この記事の書き始めは 皆さんは手紙を書きますか? でした。

スマホだけを取り出すSNSと違い、紙とペンを取り出さなければならない手紙。間違っても削除すればやり直せるSNSと違い、書き損じたら修正したり紙を変えたりしないといけない手紙。

正直、億劫かもしれません。面倒かもしれません。

しかし、その一苦労が誰かの未来をつくれるのかもしれないのです。反対に、誰かからもらった手紙は将来の自分の糧になるかもしれません。

人の心を潤す人があふれる社会は、きっと幸せに満ちた世界だと私は信じています。「手紙を書く」ことが、そんな社会を作る第一歩になる気がしています。

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アリイズミ

職業:大学生(4年生)

趣味:テニス,ドライブ,旅行,ディズニー

座右の銘:「人生にドラマを」,「過去を糧に、未来を夢見て、今にときめけ」,「童心忘るべからず」


連絡先:ariizumi@routecompass.net

Twitter:@compassariizumi

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