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『ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史』に行った話

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こんにちは。
もう秋ですね、っていうか冬ですね。
銀杏とか、金木犀とか、季節感が風にのって『やぁっ!』って挨拶してきているような......?
本当、こたつの季節がやってきたって感じ。あぁ、最高。

 

さてさて、芸術の秋なわけですが、
今回は、国立西洋美術館で開催中の
『ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史』
へ行ってきました。

ハプスブルク展|600年にわたる帝国コレクションの歴史
「ハプスブルク展-600年にわたる帝国コレクションの歴史」公式サイトです。本展覧会の情報を随時更新中!2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日)東京上野・国立西洋美術館にて。王家の肖像画、絵画、工芸品、武具などハプスブルク家の至宝約100点が日本へ。

前回、美術館へ行ったという記事は、確か二年前?
『怖い絵展』の頃ですね。久しぶりに美術系の記事。

『怖い絵展』に行ってみたっていう話

あ、ちょうど、二年前?

 

 

さて、どんな感じだったか、簡単に纏めてみます。
気楽に読んでいってください。

 

まずはじめに

日本・オーストリア友好150周年記念として開催された、今回の『ハプスブルク展』。
150周年って長いような、短いような不思議な感じ。

ハプスブルク家といえば、神聖ローマ帝国というイメージ。帝国の栄枯盛衰を見てきたような。
有名なマリア・テレジアやマリー・アントワネットも、ハプスブルク家で、とにかく華やかな感じです。

今回の展示では、全五章に分かれており、それぞれ......

  1. ハプスブルク家のコレクションの始まり
  2. ルドルフ2世とプラハの宮殿
  3. コレクションの黄金時代:17世紀における偉大な収穫
  4. 18世紀におけるハプスブルク家と帝室ギャラリー
  5. フランツ・ヨーゼフ1世の長き治世とオーストリア=ハンガリー二重帝国の終焉

以上となっていました。
15世紀初頭のものから、20世紀初頭まで幅広い作品が展示されています。
色んな時代の作品が一度に見られるのは、こういう展示の良いところですね。
しかも、全部でちょうど100点という作品数。

絵画以外にも、杯や食器、甲冑などとにかく豪華なものばかり。
これは、自分の家に飾れないなって思っちゃう......。
一般家庭に置けないよって。笑

それでは、各章で印象深かったものを少しずつ書いていきます。

 

ハプスブルク家のコレクションの始まり

まず、展示室入り口の小さなスペースに飾られた、
『ローマ王としてのマクシミリアン1世』(1507/1508年頃)
ベルンハルト・シュトリーゲルとその工房、あるいは工房作

圧倒的な存在感と、ここからハプスブルク家が栄えるきっかけになったのかと思うと、
一作品目にふさわしい作品。

他には、
『徒歩槍試合用甲冑 オーストリア大公フェルディナンド2世の「鷲の紋章付き甲冑セット」より』
絵画ではなく甲冑。この甲冑の兜が格好いい......。

『角杯(グリフォンの鉤爪)』
などなど。


500年以上前の人物が使っていた多くのものが目の前にあって、
ところどころ傷がついていたり、欠けていたりすると、長い歴史を身近に感じられますね。

ルドルフ2世とプラハの宮殿

神話を題材とした作品が多かった印象。

気に入ったのは、
『騎士と死と悪魔』(1513年)
アルブレヒト・デューラー

エングレービングの作品。
エングレービングって?
と、思って調べてみたら銅版の凹凸の付け方の一つのようですね。
はっきりとした線が特徴らしい。

作品全体に漂う不気味さと、きめ細やかな線が好きでした。

 

他には、
ジャンボローニャの『フォルトゥーナ』(1600年頃)とかですかね。

コレクションの黄金時代:17世紀における偉大な収穫

黄金時代と書かれている通り、この場所が一番作品数が多かったです。
神話をモチーフとした作品から、肖像や晩餐会のようなハプスブルク家の様子を垣間見える作品が増えた気がします。

やはり一番の目玉は、ハプスブルク家の表紙を飾っている
『青いドレスの王女マルガリータ・テレサ』(1659年)
ディエゴ・ベラスケス

ベルベットの質感が心地よさそうで、少し触ってみたくなる感じ。


この隣には模写だと言われている、
『緑のドレスの王女マルガリータ・テレサ』(1659年)
ファン・バウティスタ・マルティネス・デル・マーソ
が展示されていました。
時間と余裕があれば、顔の描かれ方を見比べると面白いかも。

 

他には、
『堕罪の場面のある楽園の風景』(1612/1613年頃)
ヤン・ブリューゲル(父)
なども、探してみてもらいたいです。

18世紀におけるハプスブルク家と帝室ギャラリー

マリア・テレジア、マリー・アントワネットの肖像が目を引きます。

『フランス王妃マリー・アントワネットの肖像』(1778年)
マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン

大きく展示されたマリー・アントワネット。
273 × 193.5cmの巨大なキャンパスに描かれた存在感。
豪華さと華やかさの中に、どことなく孤独感があるような。

フランツ・ヨーゼフ1世の長き治世とオーストリア=ハンガリー二重帝国の終焉

最後は、6点展示されていました。
ナポレオンやフランツ・ヨーゼフ1世、エリザベトの姿が。

『オーストリア=ハンガリー二重帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の肖像』(1916年頃)
ヴィクトール・シュタウファー

1916年頃の作品と対面。
思い返せば、15世紀、16世紀の作品から始まった今回の展示が、20世紀の作品で終わる。
自分が過去にさかのぼって、歴史の教科書をめくるように、時代を追いかけているような不思議な感覚になりました。

 

もし、気になった方がいれば、ぜひ足を運んでみてください。
それではまた次回。

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スドー

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読書と料理が趣味、ゲームが生き甲斐の村人S。

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