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わかりやすい!-DMOとは-

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「DMO」って聞いたことありますか??

……実はこの言葉、これからの日本の観光でものすごく注目されている言葉なんですよ!!

DMOとはDestination Management Organization の略で、特定地域の観光推進機関のことをこう呼びます。

言葉の定義やどういった取り組みなのかということは、国土交通省-観光庁のHPをご確認ください。

2008年(平成20年)10月1日に発足した観光庁の公式ウェブサイトです。観光庁の紹介や観光立国実現のための施策などを紹介しています。

「え?!……………公式HPのリンクを貼って紹介終了ですか!?!?」なんて思わないでくださいね!!今回、私が皆さんにお伝えする内容は、なぜこうしたDMOを実施するのか、その目的をよりわかりやすくお伝えする!!……というものです。(※なので、DMOに関するそもそもの知識は一旦、観光庁のHPで確認していただいた方が内容がすんなり頭に入ってくると思います。)

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そうは言ってもDMOの概要

先ほどDMOは「特定地域の観光推進機関」などとご紹介しましたが、まさにその通りで、県や市町村、あるいはそれよりも広域な地域で、観光関連施設(ホテル・レジャー施設・鉄道などのインフラ)や行政(市の観光課など)、ときには観光事業費従事者(農家や商店街の商人など)との連携を強化し、地域全体で観光振興によって、地域の力を取り戻していく(=地方創生)団体のことです。

希望登録団体が自ら政府に申請し、希望が通過するとDMOとして認可されるというもので、現在、多くの団体が登録されている。(※その時々の詳しい所属団体数は観光庁HPを参照)登録されている団体の多くは一般財団法人や公益社団法人などである。

団体の目的内容や活動実績など、様々な要素を考慮したうえで、活動手当を国が一部負担するような仕組みになっている。それは、国が以下の2点でDMOが国に貢献することを期待しているからである。

1.観光都市の地方分散

地方都市は少子高齢化の一途を辿り、街としての活気は失われていく一方です。しかしながら、そうした地方にも日本らしい観光資源がたくさん眠っています。こうした観光資源の発掘・磨き上げを、街を巻き込みながら実施することで、地方の力を取り戻していく(=「地方創生」)ことを国はDMOに期待しています。

2.インバウンドの受け口確保

現在の日本(2017年に記事を執筆)には、年間2000万人近い外国人がきていますが、その多くが大阪・京都・東京の三大観光都市に集中しています。しかし、京都のホテルには限りがあり、現時点で観光客をさばききれていないようです。

今後、外国人の「リピーター」を獲得していくにあたって、大阪・京都・東京以外の新たな観光スポットの開発が求められるのです。こうしたときに、DMOによってインバウンド(訪日外国人)の受け入れ態勢が整えられた地方が、新たな日本の定番観光スポットとして出てきてくれれば、国としてもインバウンドをさらに受け入れられる……という狙いがあるようです。

DMOの真の狙い

ここまで、DMOの概要についてお話してきましたが、ここからはDMOのイメージをもっと膨らませてもらうためのお話をしていきたいと思います。

とある観光地でのDMOのお話です。(※お話はフィクションです)A電鉄が東京からその観光地までの路線を持っていて、その観光地でもバスを通すなどして幅を利かせています。しかし、それは観光地の東側エリアだけで、西側エリアに行くと、また別のB鉄道がバスやロープウェイなどを所有し、強い勢力圏を保有しています。

A電鉄もB鉄道も自社の利益追求が第一なので、A電鉄はA電鉄の電車やバスでのみ使えるフリーパスを、B鉄道も同様に自社の施設のみ利用できる1日周遊チケットなどを販売するという戦略にでます。

しかし、観光客としては、観光地の東側と西側という違いだけでフリーパスを使い分けないといけないのは不便極まりないことです。また、そうした不便な観光地にあまりいきたいとおもわなくなってしまい、観光地としても両鉄道会社にとしても、良くない結果をもたらしてしまいます。

→→→ここで登場DMO!!!観光地全体視線で、観光施設間の調整などをおこなうのです。今回のお話で言えば、A電鉄とB鉄道共用のフリーパスを作り、そのフリーパスで市営のバスにも乗れるように手配し、さらにそのフリーパスを提示すれば、その観光地のホテル代が安くなるなどのサービスを付加することで、観光地全体にお金を落としていってもらうことができるのです!!

まとめ

以上が、現在の「観光立国」日本で注目を浴びているDMOというもののご紹介でした。私は、このDMOに関する卒業論文を制作する予定で、今後さらに研究を進めていくので、もっと知りたいことや気になることがあったら、是非アリイズミ(この記事の執筆者)までご連絡をください。さらに詳しい情報を、記事などを通して発信していきます!!

最近は「インバウンド」「ハラル」「地方創生」「ゴールデンルート」「観光立国」などなど、これまであまり耳にすることのなかった観光に関するワードが日本中を飛び交っています。観光地理を学校で学んでいる身として、少しでも多くの観光に関する知識を楽しく、分かりやすく、皆さんに共有していければ!!……などと思っているので、今後もよろしくお願いします。

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アリイズミ

職業:大学生(4年生)

趣味:テニス,ドライブ,旅行,ディズニー

座右の銘:「人生にドラマを」,「過去を糧に、未来を夢見て、今にときめけ」,「童心忘るべからず」


連絡先:ariizumi@routecompass.net

Twitter:@compassariizumi

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