シェアする

『妖怪 YOKAI』:目に見える世界と見えない世界

シェアする

こんにちは。 六月になってしまいました。月日の流れは速いものですね。 もうビックリです。 驚きです。 浦島太郎かなって……

さてさて、六月と言えば何を思い浮かべますか?

六月だと……

  • 梅雨
  • 水無月
  • 牡丹
  • ジューンブライド
  • 紫陽花
  • 真珠
  • ムーンストーン

こんな感じですかね。 残念ながら僕がパッと思い浮かぶのはこの程度です。 皆さんは何を思い浮かべたでしょうか?

ここで少し補足すると、「牡丹」は六月の花札で「真珠」と「ムーンストーン」は六月の誕生石です。 花札好きの人や六月が誕生日の方には身近なものかもしれません。

ここまで読んで、今までの話がタイトルと何の関係があるの?と思った方も多いはずです。

今回のポイントは、『花札』です。寧ろ、それ以外は何も関係がないのです。 牡丹の札には一枚だけ『蝶』が描かれている札がありますよね。 『牡丹に蝶』 そう、あの『猪鹿蝶』の『蝶』です。

蝶といえば古くから世界中で、『死』や『霊』などに関連付けられて考えられていました。 死霊の化身だったり不死の象徴だったりと……

ん? と、いうことは…… 『霊』→『精霊』→『神霊』→『神』→『妖怪』 こんな感じで今回のタイトルに結びつくのでした~。 (「まず幽霊とかを取り上げろよ」等のツッコミはしないでくれると嬉しいな……)

スポンサーリンク




久しぶりの今日の一冊。

この備忘録も久しぶりに書きますね。 さて、今回は『妖怪 YOKAI ジャパノロジー・コレクション』です。 監修:小松 和彦 出版:KADOKAWA

どんな内容か

内容は、妖怪を浮世絵や浮世絵師と共に紹介してくれる感じです。 妖怪画や幽霊画が好きな僕としてはとても満足できる一冊でした。

「富嶽三十六景」や「東海道五十三次」は有名ですが、妖怪画などはあまり取り上げられることはないですよね。 それが少し残念な気がします。 良いですよ、妖怪画や幽霊画。

葛飾北斎や歌川国芳、月岡芳年などの有名な浮世絵師たちの作品が掲載されています。 恐ろしかったり、どこか寂しげであったり、それでいて時には笑ってしまうような楽しさに溢れた作品があったりと……妖怪画の色々な表情を楽しむことが出来ました。 この一冊から浮世絵の世界に興味を持ったり、妖怪文化なども面白いなって感じるきっかけにもなるのかなと思いますね!

少しだけ浮世絵紹介

今回は、江戸の浮世絵ですので著作権問題も結構簡単にクリアできます。 やったね!

そんなわけで、今回は二作品だけここに載せてみようかなと思います。 Wikipedia先生様様です。

一つ目

まず、一つ目がこの本の表紙にも登場している『百物語 お岩さん』です。

こちらは葛飾北斎の作品ですね。 「提灯お化け」なんて呼ばれたりしている妖怪を描いたもので、「お岩さん」は皆さんご存知の東海道四谷怪談に登場する、あのお岩さんです。この作品は目にしたこともあるのでは? それにしても、さすが北斎ですね!目の前で見て居るような迫力があります。。 ……何とも言えないおどろおどろしい様子や、悲しさ、さらに怨念のようなもの伝わってきますよ!

二つ目

さてさて、次は僕の大好きな月岡芳年の作品を載せてみます。 気に入ってくれると嬉しいですね! それが、『幽霊之図 うぶめ』です。

絵を載せる前に「うぶめ」について少し紹介。

「うぶめ」とは、「産女」や「姑獲鳥」と書き妊婦さんの妖怪です。 産女に関する話は、この産女が自分の抱いている子供を「この子を抱いてくれませんか?」とお願いしてくるというもの。この時は逃げずに抱きかかえてあげてください。僕も逃げないようにします。

……こんな感じで、「うぶめ」を知って貰ったところで『幽霊之図 うぶめ』を載せてみます。 どうぞ~

どうですか、すごく綺麗だと思いませんか? それに加え、カッコ良さや、今にも絵の中から消えてしまいそうな儚さもあるし、産女という妖怪の持つ寂しさ、辛さなんかも感じますね。

補足として、こちらは肉筆画です。筆の繊細さがより一層この絵を幻想的にしているのですかね?

まとめ

いかがでしたか。 普段皆さんが触れないような世界を紹介出来たでしょうか?

古くから妖怪と人間は密接に関係してきました。例え僕たちに見えなくても、この妖怪などの住む世界との境界線は意外と身近にあるのかもしれませんね! 少し別の視点を持って生活してみると、その境界線が見えてくるかも……?

それでは、また次回です(´ω`*)

The following two tabs change content below.

スドー

こんにちは!

読書と料理が趣味、ゲームが生き甲斐の村人S。

スポンサーリンク







シェアする

フォローする