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『親知らず』完全攻略ガイド

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<注意書き>

  • これは親知らずの抜歯の記録です。恐怖心や痛みを和らげるなどの方法の記述はありません。
  • 親知らずを抜きたくなっても僕は一切の責任を負いません。
  • あくまでも主観での記録ですので、実際のものとは異なる場合があります。
  • 完全攻略ガイドと言いながら攻略方法は『本人のやる気次第』という投げやりな結論になります。

それでも良いよ。という方は、ゆっくりしていってね!

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episode0~親知らずとの邂逅~

2015年の夏。僕は出会ってしまった。 あの白い悪魔に……そう、親知らずに……

親知らずの発覚は、レントゲンを撮って貰ったことがきっかけでした。本当にレントゲンを撮ることになったのも偶然で、最初は親知らずのことなど気にしていなかったのです。

レントゲンを撮ること数分。 先生から一言……

「この二本の親知らずは抜いたほうが良いよ。痛かったでしょ?」

……(;゚Д゚)ハッ 

こうして僕は親知らずと向き合うことになりました。 これから始まる出会いと別れの、ほろ苦いひと夏の思い出。

episode1~まずは敵の情報を知る~

まず、『どうして僕の親知らずは抜かなくてはいけなかったのか。』 これが重要です。 だって、僕の場合は親知らずがまだ外に生えていないのに。

生えていなくても奴はそこにいる。

親知らずと言えば、斜めに生えて来たり、横の方に生えてきて「何とかしないと!」と対処を考える方が多いのではないのしょうか?

しかし、外に見えてなくても親知らずは口の中に居るのです。 そうです。 僕の親知らずは真横を向いて埋まっていたのです。

「これは酷い!これは生えてこないよね。」 思わず声が出ました。 だって、綺麗に横になりそこにいるのだから……

貴方の口にも奴は外に出ず潜んでいるかもしれません。

親知らずの痛みって……

この時に、何よりも驚いたのが「痛かったでしょ?」という先生の台詞。

「痛かったか?」と考える僕。 「多分、痛かったんじゃないですかね~」と、他人事のように答える僕。 「あぁ、痛かった!確かに痛かったですよ!」と、唐突に心当たりを思い出す僕。

僕の感覚ですけど、「痛い」というより「痛痒い」という言葉がぴったりと当てはまるような気がします! もし、奥歯の辺りが痛痒く虫歯もない状態でしたら親知らずを疑ってみてください。 気付いたら奴はそこにいるかもしれませんよ?

抜歯の難易度。

勇気を出して、 「じゃあ抜歯をして下さい」 とお願いしました。

すると……?

「ウチでもできるけど、設備的には大学病院で抜歯するのをお勧めするかな~」 との返答が。

Σ(・□・;)

そこで、どうしてなのか理由を聞いてみることに。

「どうしてですか?」 「この生え方は、歯を取り出すに一度歯を割らないといけないからね。結構難しい生え方なんだよ」 とのこと。

歯を……わる?
  ……悪
  ……ワル
  ……÷
  ……割る!

歯を取り出すというフレーズも気になったのですが、割るという言葉が衝撃でしたね。

ちなみに、横になっている親知らずを割る。 その割り方はこちらでした↓

見事にパッカーンです。 綺麗な三分割です。 衝撃です。

一度では取り出せないので、小分けにして取り出すという理にかなった方法です。 この方法を行う為の壁は、自分の勇気次第だということ。 深く考えてはいけません。 「あっ、こう割るんだ~。面白そう。」 これくらいの気持ちで、抜歯をお願いしてしまいましょう。 後は時間が解決してくれます。

それでは次は予約編です。

episode2~抜歯の日にちを決めてみよう~

後日、紹介して頂いた大学病院の先生のもとへ……

最終確認。覚悟を決めるのです。

この日は、先生にも先日のレントゲンを見てもらい抜歯(手術)方法の最終確認を行います。 結果としては、やはり三分割にするみたいです。 ワクワクしますね(・_・)

どうしてこんな歯の状態になったのか聞いてみました。 すると……「顔が小さいからだね」と。 おっと!? お世辞だとわかりつつニヤける僕がそこにはいました。

顔……というより、顎が小さいかららしいですね。 はい、一瞬でも調子に乗りました。すみません。

予約ですね。笑えばいいと思うよ。

さてさて、予約です。 抜歯の後は、切り開いた部分を縫合するのですが、その糸を抜くのが抜歯から一週間後になるとのこと。 ちなみに糸を抜くことも抜糸というので、 「抜歯の一週間後に抜糸する」という口頭では地獄のようなフレーズになるのです。

僕の場合は、下の歯を二本抜く予定なので、一度で全て抜歯してしまうと食事が大変になってしまいます。ですので、二回に分けて予約を。 一回目の手術から出来れば時間を空けたいとのこと。 そういうことで、二回目は一本目の抜歯から三週間後に決まりました。

ドキドキしながら、この日は帰宅です。 次が本番です。どうなる!?果たしてどうなってしまうのか!?

episode3~親知らずとの決別~

さあ決戦の日がやってきました。 これから一週間は食事が大変になるとのことで、前日には美味しいものも食べ、準備万端です。

抜歯を始める前に。

まず当日の朝、病院に向かうと受付で体温計を渡されました。 どうして、体温計を渡されたのか考えながらも素直に体温を測ります。

う~ん。 今日は麻酔をしたり、切り開いたりと……なんて考えていると、こういうときに限って、受付前の看板が目に入るのです。

口腔外科……口腔……外科? ……外科……surgery……surgical operation……オペ……手術……

このタイミングで、これは手術なんだなと再確認した僕です。 手術なら確かに、当日の体調を確認しないといけませんね。

体温を測り結果を報告した後は、血圧を測りました。

正直、この一連の流れが一番緊張しましたね。 「今日の体調では無理だ!」なんて言われないかドキドキしてました。

でも、この確認が終わると逆に安心しますね。 「体調に問題はない、無事に手術が終わりそう」って。

不思議なことに楽しくなってきたところで、名前を呼ばれました。 それでは行ってきます。 (頭の中ではアルマゲドンのあのシーンが流れています。)

楽しい抜歯。さようなら、親知らず。

「メスで切るってどんな感じなんだろう」 「上手く割れるのかな」 などなど、すごく楽しくなっている僕です。

まずは麻酔です。 多分、麻酔が一番痛い瞬間かな? 痛いと言っても大したことないので安心してくださいね!

麻酔で一番つらいのが、何よりも苦いということです。 本当に苦いです。まずいです。 記憶に残る味ってこういうことなんだなと思いました。

ここを乗り越えたら後は何も怖いことはありません。手術を楽しみましょう!

そんなこんなで、麻酔が効いてきたらメスを入れます。 ケーキ口内入刀です! 麻酔は効いているけど僅かに感覚は残ってるんですよね。 「何か触ってる」程度。

そこで僕は、その感覚に集中してみました。 すると……メスが触った瞬間が分かるのです。 面白くなってきましたね。笑いそうです。

妖刀村正も驚きの切れ味。 スッと流れるようなメス捌きの後、準備が終わると歯を割ります。

ガンガンガン! と、突然頭に音が響き始める。

頭の中に工事現場が出来てるかのような音。 凄く臨場感があり、これがハイレゾか……立体音響か……と勝手な感想を抱きます。

抜歯はスムーズに進み、縫合が始まりました。

時間にして30分ちょっとだったかな?

一通り終わって取り出した歯を見せてもらうことに。 本当に綺麗に割れていました。 「おめでとうございます、元気なお子さんですよ」と言われたかのような嬉しい気持ちに……

しかし笑おうとしても、糸で傷口を縫っている影響か口を大きく開くことができません。 これは仕方ありません、諦めましょう。 血もまだ止まらないのです。 これも仕方ありません、我慢しましょう。

帰宅まで。

まずは薬を貰いましょう。 痛み止めと、抗生物質だったかな?(傷口が化膿しないように) 痛み止めは、一回分をその場で飲むようにお勧めされていたので飲んでみます。

というのも、麻酔が切れる前に飲めば手術後の痛みを和らげるからです。 結構これが大切だったりします。

そして、この行動は痛みを和らげると共に、抜歯をしたという現実を突きつけてきます。

口が動かない。 違和感。 痛み。 血。

ここまで食事が面倒だなと感じた瞬間は無いですね。 しかもこれから一週間も。

仕方がないこれも我慢しましょう。 何も考えないようにすることが大切です。

帰ったら眠るのが良いと思いますよ。 麻酔は意外と疲れるので。 あと、車で病院に行く場合も帰りが大変になるので気を付けてくださいね。

episode4~抜歯後から抜糸まで~

一週間プラン

抜歯後には気を付けたいことがいくつかありますね。 それが、こちらになります。

  • 冷やしても長くて一日ほど。
  • あまり強く口をゆすがない(血が固まりにくくなったり、固まった血が流れてしまうから)
  • 傷口を触らない

大きなことは以上ですね!

冷やしたり、強く口をゆすいだりすると傷口が閉じないんですよね。

そんなことに注意して、一週間食事、会話、その他諸々楽しみましょう。 口が開かないのでとても大変な一週間になりますけどね。 後半になると若干腹話術が出来そうになっていることでしょう。

ちなみに僕は食事の際、傷口の方へ食べたものが行かないように首を傾けながら食事をしていました。 重力って偉大です。ありがとう、重力。ありがとう、宇宙。

さようなら、糸。

さて、一週間後の抜糸です。 ドキドキしながら病院に行くと、なんということでしょう。 あっさりと糸を抜いてしまいました。 あっけなかったですね。 一週間共にしてきた糸さんとの別れは少し寂しいなとも思います。

episode5~終わります~

これが親知らずの抜歯をする一連の流れです。 少しでも面白そうだなと思っていただけたら幸いです。

因みに僕は二度目の抜歯の際、眠りました。 慣れって凄いですね!

親知らずは放置しておくと体にあまりよくない場合もあるそうなので、やる気を出してお近くの歯医者さんへと行ってみてはどうでしょうか? 意外と楽しいですよ!

親知らずを攻略するヒントになることを願って。

(親知らずとの)出会いと別れの、(麻酔が)ほろ苦いひと夏の思い出。

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スドー

こんにちは!

読書と料理が趣味、ゲームが生き甲斐の村人S。

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