『星読島に星は流れた』:白い輝きを眺めて


初めに……皆さんに質問です。
もし隕石が数年おきに落ちてくる奇跡の島があったら行ってみたいですか?


前回の続きの質問から始まりました!
こんにちは、ようこそ。

さてさて、この質問に
「何だか、興味あるなー!」と思ったあなたにお勧めしたい小説がこちらです!
深夜の通販番組みたいなノリで嫌だな……(笑

今回はミステリー

それは、『星読島に星は流れた』です。
著者:久住四季 出版社:東京創元社

今回はミステリーです。

はじめに。

皆さん、ミステリーは好きですか? 僕は大好きです!
小説の舞台はアメリカのある島。
ある理由でそこに招待された主人公たち。
閉ざされた空間で起こる事件。
これだけでもワクワクしますね! そう、一種のクローズド・サークル!

犯人はこの中にいるのか?そして誰なのか? 
そして事件はいつ起こったのか。どうやって!?

……こんな風に、推理が苦手な人にも「推理してみよう!」と思わせてくれるのがクローズド・サークルの良いところですよね。
さらに、独特の緊張感があります。

感想-内容について-

あらすじ

アメリカのとある島。その島は数年に一度隕石が落ちてくる奇跡の島と呼ばれていた。
そんな島で研究を続ける博士、サラは毎年天体観測フォーラムを開催していた。そのフォーラム中に隕石が落ちてくれば、参加者の一人が隕石を受け取ることが出来るという。
そんな夢のようなフォーラムに選ばれ、様々な想いを抱えながら参加する主人公たち。
毎夜、星が流れるのを待ち、空を見上げる……そんな中、事件が起こる。

ここからは、本の感想を……ネタバレなしで。
とても面白い小説でした。
面白い点を三つだけ抜き出して書いていこうかな?

まず一つ目。-舞台-

この小説の舞台のとある島。この島にはある謎があります。とても魅力的な……
それが、「数年おきに隕石が落ちてくる」というもの。 
本当、行ってみたいです。隕石が落ちてくる瞬間を見てみたいですよ。

前回の流星群の記事でも書きましたが、隕石というのは珍しいようで、さらに同じ場所に落ちてくるなんて言うのは奇跡のようなもの!

果たして、こんな奇跡の島を舞台にどんな事件が起こるのか……

次に二つ目。-キャラクター-

そんな奇跡の島で開催される天体フォーラムに参加することになった主人公たち。
もちろん参加者の職業や性格、目的はバラバラです。

しかし、どのキャラクターも嫌味がなく、その十人十色ともいえる個性が上手く物語を進めてくれます。

「登場人物が誰が誰なのか分からない!」なんて心配はいらない筈です。
そしてこれが、この本を誰かに薦めたくなる魅力の一つになっているのかな。
読んでみないと、この魅力は分からないですよ! という薦め方ができる、そんな一冊です。

個人的には、主人公は勿論、美宙やデイヴなども好きですね。
良いキャラでした。

最後に三つ目。-テーマ-

タイトルにあるように、この小説のテーマにもなっているのが天体。
主に星です。
主人公たちが泊まることになった館には星座が散りばめてあったり……会話も星の話で溢れています。
作品全体に散りばめられた天体の要素が、閉ざされた孤島という舞台設定でも窮屈に感じさせなかったのではないかと思いますね。

天体が好きな方は勿論、少し興味があるなって方も楽しめるのではないかな?
また、星のことが全然わからない!という方も、しっかり楽しめて読み終わった後には少し星や隕石について詳しくなっているかも?

感想終わり!

以上が、三つですね。
まあ、他人の感想より実際に読んでみるのが一番だと思います。

そうそう、舞台がアメリカになっているのはなぜ?というのが後書に載っています。
その辺りも考えながら読んでみると面白いと思いますよ!

最後に。

星を掴もうと夜空に手を伸ばす。
一瞬に想いを……願いを込める。

そんな星空に夢を抱いた人たちの物語。

涼しげで澄んだ空気を感じることのできる一冊。
読み終わった後、星を見に空気の綺麗な場所へ行ってみてはいかがでしょうか?

最後にこの質問でさよならです。
貴方は、地球最後の日に何をしますか?

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スドー

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読書と料理が趣味、ゲームが生き甲斐の村人S。